天台三派合同東日本大震災物故者一周忌慰霊常行三昧法要
3月11日、宮城県気仙沼市觀音寺(鮎貝宗城住職)で行われた、半田孝淳天台座主猊下御親修による東日本大震災物故者一周忌法要に、天台仏教青年連盟から高倉聖法代表、佐藤正寛副代表、鈴木大和事務局次長、山崎法久陸奥仏青会長、太田義法陸奥仏青事務局長がそれぞれ出仕、参加いたしました。
この法要には、天台宗とは深いつながりのある天台寺門宗(総本山園城寺・大津市)の管長福家英明猊下と天台真盛宗(総本山西教寺・大津市坂本)の管長西村冏紹猊下が副導師を務められ、また、武者小路千家若宗匠千宗屋師による献茶の儀が行われました。
本堂は、現地の被災者、ご遺族を始め、觀音寺檀信徒、福聚教会のご詠歌衆で埋め尽くされ、午後1時30分より出仕の僧侶約100名が入堂、続いてご詠歌が唱えられる中、大導師、副導師が入堂され、厳かに法要が始まりました。
2時46分、地震発生の時刻には、座主猊下のご発声による御十念を、参列者全員で唱和し、改めて物故者のご冥福を祈りました。