天台仏青連盟全国大会埼玉結集
平成26年度の天台仏教青年連盟全国大会埼玉結集は、9月29日~30日の日程でさいたま新都心の「ホテル ラフレさいたま」を会場に開催され、全国各地の仏青から約200名の参加者が集まりました。
今大会のテーマは「 天台青年僧がいま学ぶべきこと」。初日の講演には、講師に早稲田大学教授の大久保良峻師をお迎えして、第1部では「天台宗の特質」、第2部では「伝教大師最澄の仏教」という演題でお話をいただきました。参加者全員に配布された先生の著書「天台学探尋」を参照しながら、天台教学上の名言や伝教大師が遺された名言の数々を取り上げられ、その意味するところを我々青年僧にも理解できるように丁寧に解説していただきました。講演を通じて、天台青年僧として天台宗の教義や宗祖の御教えを学び続けることの重要性をお示しいただけたように感じました。
講演後の夕食懇親会は過度に華美になることなく温かい雰囲気のもと、全国から集まった参加者がゆっくりと懇親を深めることができたように思います。
二日目の移動研修は晴天に恵まれ、川越の喜多院において災害復興、世界平和を祈願する護摩供法要に随喜した後、境内を散策。中院にて昼食の後、川越の街並みを散策してから解散、大会全日程は無事円成しました。
最後になりますが、企画運営をご担当され、いろいろな場面でご尽力いただいた埼玉仏教青年会の皆様に厚く御礼を申し上げます。