第13回沖縄戦争殉難者慰霊行脚
平成26年6月8日~9日(金)
午前7時45分集合~午後2時終了
約23キロ
1日目(8日)
午後5時45分に沖縄の念法寺様に参集し、光永覚道大阿闍梨様を大導師として慰霊法要を行った。その後、琉球舞踊の奉納を鑑賞させて頂いた。
2日目(9日)
沖縄の中心街にある牧志駅に集合し、まずはバスで30分ほど移動して慰霊の地である南部方面に到着した。そこより行脚を開始し、南部方面に多数建てられている慰霊之塔を約6時間かけて歩いて回った。
車で回ってしまえば2時間弱で回れるかもしれないが、そこを大阿闍梨様に続きながら、現地のお檀家様と共に慰霊行脚することによって、「当時の悲しい出来事を繰り返さないように」と、もう一度心に刻むことができた。
写真にあるように、今ではエメラルドグリーンに輝く美しい海が、沖縄が攻め込まれた時には軍艦で真っ黒に染まっていたという。沖縄があったおかげで本土で暮らす私達の生活が存在する。その事を念頭に置き、僧侶として慰霊の為に何度でも歩かせて頂きたいと心より思った。
天台仏教青年連盟の事業の一環として始まったこの慰霊行脚は、毎年この時期に行われている。来年は14回となる。