天台仏青連盟東日本大震災合同ボランティア
日時:平成23年10月17・18日
場所:宮城県亘理郡山元町/おてらボランティアセンター
東日本大災害にあたり、この度連盟による全国規模の呼びかけで災害復旧復興支援活動が行われました。
内容:
今回、東日本大災害後初となる全国規模の呼びかけによる支援活動が17・18日に行われました。作業地域である山元町は震災時の津波の影響により堤防等がすべて流されたために再度の地震による災害が想定されました。このような問題の解決まで立ち入り禁止区域に設定され、8月末日にようやく解除され復旧活動が開始された地域になります。このため当該地域には現在も震災当日の状況のまま放置された家屋が多く、活動はそういった家屋の片付け・清掃を行うことになりました。
17日は普門寺おてら災害ボランティアセンターに参集した約60名の会員が40名と20名の2班に分かれてそれぞれの担当家屋にて作業を行いました。具体的な作業は家具の運び出し、建材・ガラス・陶器・電化製品等々ゴミの分別と集積、家屋に入り込んだ泥や砂の掻き出し清掃除去になります。18日は約30名が前日とは別の家屋で同様の作業を行いました。作業が行われた両日とも天候に恵まれ、また会員の懸命の作業姿勢により9時より開始された作業は想定されていた時間より早く、作業時の事故等もなく無事終了いたしました。
作業に携わっていただいた皆様においては、今回の活動を通じての感想等を各教区にお持ち帰り頂き今後の教区活動に役立てていただければ幸いです。また今回担当した地域など場合によっては復旧活動の進行具合が50%以下の地域も少なくなく、未だ活動終了の見込みが立っていない状況でもあります。続けて皆様方の御支援を頂けますようお願い申し上げます。